2007/10/26 金曜日

あるメールマガジンから

ちょっと、気になったメールマガジンが届きましたので、掲載します。

昔、あるところに、かえるの母と子がいました。子供は親の言うことをまった
く聞かず、母親が「川へ行け」といえば山へ行き、「山へ行け」といえば川へ行
くというぐあいです。ある時、重い病気にかかった母がえるが、死の間際に考え
ました。「死んだら山にうめてほしいけれど、そのまま伝えるとあの子は川原へ
うめるだろう。川原へうめてくれと頼めば、きっと山にうめるにちがいない」と。

 そこで母がえるは子がえるを呼び、「わたしが死んだら、川原へうめてくれ」
と言い残して死にました。子がえるは、親が亡くなって、はじめて今まで逆らっ
てばかりいたことを悔やみました。「母さんのことばの聞きじまいだから、こん
どばかりは言われたとおりにしよう」と思い、母がえるのなきがらを川原にうめ
ました。

 ところが、雨がふりだすと、水かさが増した川の流れに、母がえるのお墓が流
されそうになりました。子がえるは心配のあまり、「母さん、流されるな、げろ、
げろ、げろ」と鳴き続けました。それからというもの、かえるは、雨が降りそう
になると、母がえるのお墓が流されるのを心配して「げろ、げろ、げろ」と鳴く
ようになったそうです。

 これは、親は子供のいうことにその都度グラついてはいけないという物語とな
っています。

 相手を気遣うあまり、望まない結果を招くということはよくある話です。また、
同調して態度をぐらつかせることは、結局、相手を不安にもします。短い話では
ありますが、結構考えさせられるお話です。

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